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TOMOX NEW YORK

ニューヨークで生活する日本人アーティストの日々の徒然日記。 ニューヨーク情報もお送りします。




どもっ、長々お正月休みを取ってた当ブログですがそろそろと開始しまーす。



去年は日本を発つ前日にかかったらしきウィルス性腸炎にさんざんヤラれて、ベッドとトイレを往復するだけの悲しいクリスマスと年末だった話は既に書きましたが、そろそろ胃腸も完全復調に近い感じです。
ゆうべはしばらくぶりに会う友人とMarkt(676 6th Ave@21th St. / 212-727-3314)で食事をして、ベルギービール飲んでムール貝のワイン蒸しを食べ、上の写真みたいに生モノまでやらかしたら、久々のご馳走に胃腸がビックリして夜遅くにやや不安定なところを見せました。
まあ大した事なかったけど、今日も胃が重い。
おっかなびっくり今日は野菜中心の老人食にしております。


それにしても発症から2週間経ってるのにこのていたらく...。
ホントーに劇症です。1週間はほぼ絶食に近かったし。
(その割にはポカリスエットの威力で痩せなくていいとこなし!)
皆さまもお気をつけ下さいねん。


年末にお会いした友人達にも私のお腹を気遣ってもらってしまい、一緒に食事をするのも蕎麦屋(229 E 9th St. bet. 2nd-3rd St. / 212-533-6966)だったりGam Mee Ok(43 W 32nd St. bet. 5th-6th Ave. / 212-695-4113)だったりとお腹に優しいメニューばかり。
蕎麦屋は文字通り蕎麦メニュープラス居酒屋メニュー、私は鍋焼きうどんを天麩羅抜きで頂きました。この日は久々なマトモ食で結構食べるのも精一杯。
Gam Mee Okは以前の記事にもある通り、シグネイチャーメニューはソーロンタン(あっさりとしたオックステイルスープにご飯と麺の入った病人食にピッタリメニュー)なのですが、この日はずっとマルチビタミンを摂ってただけで野菜不足だったのでビビンバを食べてみました。
ここのビビンバ美味いよ。オックステイルスープもついてきたし。
風邪にも良さげなスープですけど、活力がつく感じで病後にピッタリ。
優しい味で癒されますし。
どっちも写真ありません。ごめんちゃい。


IMG_0773.jpgで、普段の食事がコレ。
トーフサラダサンドイッチ。
お正月は大人しくこんなもん食べてました。
トーストしたパンにビーガン用トーフサラダ(これ結構美味しいんだってば。ベジーなのに不思議とチキンの味がしたり、ベーコンの味さえするものあり。3年前にハマり、以来頻繁に買い求める私だった)、エンダイブ、ムエンスターチーズのスライスを挟んだだけ。
美味いって。結構あとを引くんだってば。


IMG_0765.jpgIMG_0768.jpg
で、大晦日はカウントダウンを見つつ、お友達に年越し蕎麦を作ってもらいました。
美味しかった。ペロリでした、ありがとー。


IMG_0779.jpg飲み物はずっとプーアール茶。
日本から買ってきたタイガーのステンレスポットで淹れてます。
去年、急須の蓋がなくなっちゃったので日本で新しい急須買おう....と思って探してたら、大きめの急須サイズのコレ見つけたの。
常にお茶が熱々なのが茶飲み婆には嬉しい。




ところで昨日は3年前のベストセラー「国家の品格」を今更ながら一気に読みました。面白いねコレ!
タイトルからしてもしや右翼的内容なのかと敬遠してたら、全然違ってた。
資本主義、民主主義を真っ向から批判して、自由・平等という概念を「欧米のフィクション」と言い切るタブーに近い内容で非常に面白かったです。
新書ってあんま読まない私ですが、難解かと思いきや講演記録を元に起こした原稿のせいか、ごくごく平易な言葉でとても分かりやすかった。
しかも著者の藤原正彦さんは数学者なので、数学者としての理論で説いてるのが新鮮でとても面白い(この人、新田次郎の息子なんですってね)。
専門家じゃないので「数学にいちばん大切なのは美的情緒だ」という下りは全然理解できませんが(「博士の愛した数式」って小説もあるくらいですから公式っていうのは美しいものらしいんですけど)、数学の天才が生まれる土地は必ず美しい土壌なんですって。
彼に言わすと「街がすさまじく汚い」インドでも、チョーラ王朝のあった美しいクンバコナムだけは半径30キロ以内の狭い地域で数学者のラマヌジャン、天文学者のチャンドラセカール、物理学者のラマン、と天才的ノーベル賞学者が育っているそうです。近代にこの3人に匹敵するような学者はインドの他の地域からは出ていないんだとか。
明らかに天才の生まれる土壌には偏りがあるって、不思議ですよねえ。
もともとインドは学校でかけ算を「19X19」の桁まで暗唱させるので数学に強く、優秀なソフトウェア技術者やエンジニアにインド人が多い事からも分かるように数学者が多く輩出される土壌があるんですけど...。


などと公害で有名な尼崎市に生まれ育った凡人は、自分とはかけ離れた美しい土地で生まれ育った天才に思いを馳せるのでした。
ラマヌジャンは次々と定理や公式を発見し、ケンブリッジ大学に招かれてイギリスに留学していた時代、毎朝半ダースの新しい定理を持参して教授室を訪れたそうです。
もーこうなると天才を通り越して宇宙人なので自分と比べる気も起きませーん。


皆さまも美しい生まれ故郷をお持ちなら、自分の才能を育んでくれたその土壌に感謝致しましょうね。
と話はお腹の弱った話から大きく逸れましたが、ではまた~。
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テーマ:ニューヨーク - ジャンル:海外情報