TOMOX NEW YORK

ニューヨークで生活する日本人アーティストの日々の徒然日記。 ニューヨーク情報もお送りします。

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どもども。
ブログ更新滞りがちですが、サウナ通いはマメなtomoxです。


元々大きなトラブルがなくてすこぶる肌の健康な私ですが、年の割には今まで肌になーんもスペシャルケアを施してなかったせいか、ドライサウナ行き始めてから更に肌の調子が良くなったのに気付いてハマりまくり。
しかも、凝りもかなり軽減されて体調も良い。
サウナ行った夜はぐっすり眠れる。
健康にも効果大!


だけどコリアンサウナはちと遠い、なんとかシティでサウナ体験を....と思って先週はロシアンサウナ初体験!
と言ってもうちの近所のRussian & Turkish Bathsは日本人的には狭くてキタナイって噂だったので、食指が湧かず.....
行ってきたのはFulton StreetにあるのになぜかこういうネーミングなWall Street Bath & Spaです。
(88 Fulton St. bet. William & Gold St. / 212-766-8600)


週末なのに割と空いてて、客の殆どがロシア人。
アジア人はサウナ部の日本人女子2人のみ。
で、ドライサウナ.....コリアンサウナに比べて熱すぎる!
ロシア人達も歯を食いしばってうなだれて座ってて、我慢大会みたいになってるし。


結局、唯一ある熱さのユルい超狭いサウナ部屋にこもって、ずっと喋りっぱなし。
多分、ここには2時間くらいいた(やりすぎ?)。
その間、ここには誰も入ってこなかった。
ロシアンにはユルいサウナ人気なし?


キングサウナのサウナの種類豊富で充実した28ドルなのに比べてここは36ドルする割にはあまりドライサウナの種類もないし、ロッカールームから続くシャワールームもイマイチなんだけど、ここのいいところはというと.....



wallstreetspa.jpg広いジャグジー!
ビバのん天国!



ロシアのオッサンにまみれて入浴も良し。
こっちのオッサン、アジアン女子の大してイケてない水着姿を何のてらいもなく堂々ガン見してきたりしますが、サクッと無視してとりあわなければ大丈夫。


ジャグジーの横には25mスイミングプールもあります。
ただこの部屋、地下なせいか換気が悪いせいか、かーなーりカビ臭い。
臭いノイローゼの私は、その夜も鼻の中がカビ臭いように感じました。
加えて、プールサイドに置いた私のバスタオルに、ゴキブリちゃんが寄りつくという事件が...ぎゃ~~~~~


まあそんな悲劇もありつつのロシアンサウナ体験。
ここ、ジャグジーとプールは良いがサウナはほんと、あまり種類もないしオススメ出来ん。
肌はモッチリしてサウナ効果は同じようにあったけどね。
何と言ってもシティ内に位置するのが最大の利点かな~。
36ドルでバスタオル貸し出しは何枚でも無料。水着必要。


ここでなぜか帰りがけに見知らぬ金髪ビッチ風女子にロッカールームで話しかけられ、今度Osaka Health Spaってところに一緒に行こうよって誘われたけど、調べてみたらここサウナじゃないし高いじゃん。却下!



つーんで今週はまたコリアンサウナ。
女子サウナ部結成にジェラスしていた相棒くんの訴えにより、今週末は彼とFlushingのSpa Castleへ。
スタートの超遅い相棒を待ち、午後も彼の用事にシティ内をウロウロ付き合わされてた挙げ句、結局夕方からのサウナ行き。
7番線の最終駅、Flushing MainStreetからシャトルバスでgo。
(131-10 11Ave. College Point / 718-939-6300)


1243546619.jpgやっぱここのジャグジーはええです。
サイズはこんな感じでこぢんまり。
青空の下でビバノンノン。


1243546137.jpgここは屋外2箇所&屋内も2箇所とふんだんに温水プールあり。
屋内でも大きな窓に面して開放感アリ。
屋内のテーブル付きプールには飲み物持って入れるよ~。
こんな風にジェットバス機能や打たせ湯がプールのあちこちに多数あって、大人向きリラクゼーションにピッタリ。
水流でグルグル流れるエリアもあって、子供も楽しめます。


1243546275.jpgドライサウナエリアもあり。
キングサウナの規模には及ばないけど、7種類くらいあったかな?
うちひとつはかなり広い。
ロッカールームにドライサウナ、浴場にもドライとスチームサウナがあった。
相棒が暑がりな上こらえ性なしで、短時間になってしまった.....



キングサウナよりスパキャッスルの方がご飯充実してます。
コリアンレストランの他、サラダバーやお寿司のある軽食エリア、デザートカウンターやプールサイドにはジュースやアイスクリームのカウンターも。
ただここのかき氷イマイチ。生フルーツ使ってて豪華だけどシロップ足りなくてアンコ多すぎ。8ドルか9ドルくらいした。
キングサウナのかき氷の方がずっと美味しい。5ドルだし。
ところで昨日はドライサウナでホカホカの顔して、シャクシャク氷食べてたら、窓の外がさっきまで青空だったのにいきなりのサンダーストームでビックリ!
先に屋外プール行っといて良かった~。


その後、男子と女子のロッカールームに別れ、私は存分にスチームサウナや入浴を楽しんだのですが、公衆浴場に慣れない国の出身者である相棒は「全員フリチン」にカルチャーショックを受けたようで、タオルで前を隠して忍者のようにサササと歩き回ってシャワーだけ浴びて鳥の行水で出てきたらしい。
私の風呂が長すぎるって文句言ってたけど、楽しまなきゃ勿体ないじゃん~。


ちなみにここは入館料35ドル。
ドライサウナ用Tシャツと半パン貸し出し無料。
プールサイドでバスタオル貸し出し、1ドル。
風呂用ハンドタオルは無料で何枚でも(バスタオルがない)。



さーて、次回は......
コニーアイランドにもこんなロシアンサウナあるんですが、どうだろね。
写真ページしか見られませんが....
こうなるともう、サウナ部改めサウナ発掘隊だね。





ところでおとついブログ更新しようと思ったら、マイコーショックでファンでもないのにちょっと何も手に付かなくなっちゃって、ずっとテレビに見入ってました。


やっぱね、同世代だし、子供の頃から大アイドルだった人だし、80年代のMTVの頃は今までのミュージックビデオという既成概念をどんどん変えていって一時代を築いた人だし。
彼の輝いていた時代をずっと知ってたからね、自分も若かった80年代が終わったな、みたいな喪失感はある。
時代を代表する人って、自分史的な青春の一部でもあるのね。
だから時代の終わり、人生の移り変わりをリアルに感じる。
思ったよりずっとショックだった。


それに個人的には普通の子供時代を持たずにただただ大人に利用されて働かされて、実の親に搾取され続けて、その後失った子供時代を取り戻そうとするような狂い方をしていった彼をずっと気の毒に思ってたので、周囲に翻弄された彼の一生を思うと胸が痛いってのも大きくある。
あまり幸せそうに見えなかったけど、子供を持ってからは幸せだったのかしら。


大きな負債を抱えてたようで、来月からは返済の為に随分無理なツアー計画を入れられてたようで....そのツアーのキャンセルの代償が、保険で賄いきれるのかなあ。
残された子供たちがかなり心配。普通の育てられ方してないようだしね。


彼のリトルマイケル時代が大好き。
ジャクソン5はよくカラオケで「I want you back」歌ってた。
R.I.P. マイコー。


と、最後は話題が重くなったけど、これに懲りずにまた、次回!



*写真は全てウェブサイトからお借りしました*

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どもども。
雨続きでじめじめする日も多いけど、夏めいてきたニューヨークです。



最近、世を忍ぶ理由で(注:別に不倫とかイケないお仕事ではありません)アップタウン通いが続いているワタクシ。
アッパーウエストは以前住んでいたエリアなので、お馴染みダイナーやベーカリー、マーケットなどを時々懐かしく思い出していたんだけど、ここんとこ懐かしの場所についでのようにすぐに行けちゃうのが嬉しい。


昔馴染みダイナーでもご飯食べてますが、昔は顔馴染みの私のことを「姫!」(注:日本語で)と呼んでくれていた自称タケオ(どう見てもラテン系オッサン)の姿が見えなくなっていて、ちょっと淋しいのだ。
辞めちゃったのかしらねー。



さてさて、ここんとこ午前中の用事が済んでお腹が空いてると、アップタウンでひと息入れてお昼食べる機会も多くなってきたです。
そんな時、安い早いまあまあウマイ、お腹一杯になるヌードル系チョイス多し。
夏はヌードルスープよりもフライドヌードル系ね。
てな訳で何度かヘビロテしているのがここ、Ollie'sのアッパーウエスト店。
(2957 Broadway@116th St. / 212-932-3300)
ワ~オ、チープなチェーンチャイニーズ。でもまあまあ普通にイケるよ。

*Ollie'sには他にも
Broadwayのbet.67th-68th St.店(212-595-8181)
42nd St.のbet.9Ave-10Ave店(212-868-6588)があります。*




トップ写真はBang Mein in Hong Kong Styleっていうので、ローストダックをチョイス。



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他にも、左がWonton in Hot Sesame Sauce(これ、原宿の「龍の子」メニューで大好きだからついつい。比べようもなく龍の子の方が断然美味しいけどさ→過去記事参照)。
真ん中がVegetable Chow Fun。このChow Funって超幅広の平打ち麺はニューヨークに来てから時々食べるようになった。美味しいのもあるけど、ここのはイマイチ。
で、右がトップ写真と似てるけど、麺も違うしダックじゃなくてチキンです。
薄くてヒラヒラしたリボンみたいな平打ち麺が、Lo MeinだったかTaiwanese Mai FunだったかPan Fryied Noodle Cantonese Styleだったか、全然記憶がないっす。
すんません。でも香港も広東も台湾も、ここでは見た目大きな違いはないなー。




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この日はチャイナタウンに用事があった日に、少し前から前を通りかかっては気になってたBouley Bakery & Marketでバッフェランチ。
場所はこのように、もともとBouleyのレストランがあったところ。
そこが現在はBakeryプラス、お惣菜とかサンドウィッチとかペストリー類とかコーヒーとか売ってるマーケットになってて、バッフェとイートインコーナーもあるんす。
なんか普通のバッフェに見える.....と思いながらお皿に取ったけど、味わっても本当に普通のバッフェで、ガッカリ。なんで???
Bouleyなので、美味しいパンが食べたいなーと思って、ついついバッフェにプラスしてクロワッサン取ってます。めっちゃアンバランスですけど。






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で、コレはチャイニーズじゃなくてジャパニーズだけど、一応ラーメンなんで。
夜は混みっ混みで近付く気も起きないうちのご近所レストラン、momofukuのヌードルバーで昼ラーメン。
ラーメン@カウンターのご近所ランチです。
momofukuって実力より価格も評価も高すぎだよね?
確かにラーメンは美味しい方だけど、いくら何でも高すぎる。
チップ入れて、20ドルくらいいったんじゃないかな。
もっと気軽に行けるラーメン屋さんが近くに欲しいんだよなー。
でもうちの近所のラーメン屋、Kambiイマイチだし。
近所ではあと、せたが屋と来来軒があるけどさ。って充分か(笑)
でもメニューのバラエティと味の高レベル、そして価格、どれも求めるとなー。
ニューヨークの麺って3拍子揃ったところ、ないんだよな。



ついつい、ちょっと歩いてめんくい亭でジャージャー麺を食べるオイラ。
めんくい亭はバラエティがあって、そこそこ安くてそこそこ美味しいからさ。
ただしあそこは量がアメリカンなので、ミニカレーセットとかにすると通常サイズのカレーが付いてきて完食出来なかったりします。
ちなみにカレー単品は洗面器カレーのトンカツ載せだからねー。
それを前は完食していた私。



ではでは、また次回~。


*オマケ画像*

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ユニクロのショッピングバッグたち。
以前はよく手塚治虫の「火の鳥」柄のを街で見かけたんだけど、新しいのはヤッターマンと、パックマン......なぜに~???
そういえばちょっと前に、ユニクロでパックマン大会があったんだよね。
相棒実家で相棒家族とパックマン対決していた私はちょっと気になったが、オトナなので恥ずかしくて遠慮しました。
なんつって、そんなに上手くないんです、パックマン。
でもハマるよね、確実に。

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ここのところちょっと更新マメ。
なんつって、全然最新ネタじゃなくてお気に入り映画の話ですけど。


この映画のオリジナルタイトルはAlmost Famous。
邦題の「あの頃ペニー・レインと」と全然違う。
でもこれはとても良い邦題だと思う!
この青春映画のセンチメンタルさが邦題に溢れてます。


邦題から想像できるように、男の子から大人になってゆく主人公のほろ苦い初恋物語であり、当時のロックミュージックシーンの回顧録であり、使われている音楽群が素晴らしい音楽映画でもあり、監督の青春自伝映画でもあります。
監督は主人公の設定通り、15歳でローリング・ストーン誌の記者になったキャメロン・クロウ。
音楽監修は監督の奥さん、ハートのナンシー・ウィルソン。
権利関係にウルサいレッド・ツェッペリンが、初めて映画に音楽を使用されることを許したのがこの映画です。


これは個人的にすごく思い入れのある映画なんですね。
監督のキャメロン・クロウは私より4つ5つ年上なだけでほぼ同世代なんです。
音楽を聴きだしたのが、「ウッドストック後・パンクの出て来る前」。
聴いてる音楽も世代的に似通ってる訳で、この映画の中に出て来る逸話のモデルになったミュージシャン達にも共通項があるので、私にとってもどこか「自分の個人的な物語」になってしまってるんですよ~。
(キャメロンはオンタイムでファンとして且つ仕事としてミュージシャン達に会い、私はその頃からファンとして彼らのことを見聞きして後に実際会った人もいる、と全然スタンスは違うんだけど)
主人公のお姉ちゃんが家を出る時に、弟のベッドの下にLPレコードをたくさん残して行くんだけど、そのLPジャケットもいちいち見覚えのあるものばかり。


でもそういう個人史のカブリだけじゃなくて、純粋に青春映画としても胸キュンです。
主人公はロックスターとはかけ離れた素朴なお子ちゃまルックスのオタクな男の子。
そんな彼がロックスターの周辺にいるゴージャスな10代の女の子に恋をする....
映画のシーンのひとつ、ひとつがキラキラしていて、ティーンエイジャーの頃の柔らかい気持ちを思い出して、わざわざ泣かせるようなシーンはひとつもないのに、胸が痛くなったり。
でも全体的に優しい空気のある映画。
最後は皆が未来に向かって歩み出すので、観終わった後の気分もいい。


それにしても、ティーンエイジャーの頃にロックファンとして過ごしてきた女子としては、ペニー・レインに共感を感じないではいられません。
彼女の設定はいわゆるグルーピーなんだけど、ひとりの音楽愛好家であり、恋をして傷つくまだティーンエイジャーの女子なので、素直に感情移入できます。
ロックファン女子って、行動は伴わなくてもグルーピーメンタリティの持ち主なんですよ。
そうじゃない人は、男子としてロックを聴いてるのよね。
(私はロックファンとしては両性具有者なので、男子としても聴いてます)
ケイト・ハドソンみたいにとびきり可愛くなくても、ロックバンドのメンバーに恋したり、追っかけたり、友達になったり、ちょっと恋仲になったり、って経験がある女子には、身につまされる切ない話なはず。


ちなみに、ケイト・ハドソン母のゴールディー・ホーンも「The Banger Sisters」で元グルーピーを演じてるので、母娘2代に渡るグルーピー女優ですね。
カッコイー!(あ、オイラだけの感想?笑)


で、このペニー・レインちゃん.....実物のモデルがいます。
本物のペニー・レインのサイトはこちら
彼女はベベ・ビュエルのようにステイタス志向の野心家女子ではないんですね。
自分でも、バンドとツアーに出かけてロックライフを満喫するのは17歳から20歳まで、と決めていたそうです。
ストイック!潔い!
未だにツアーとか、バックステージとか、ツアーバスとか聞いただけでワクワクしちゃう私のような享楽的女子から見ると、その潔癖さは驚異的です。
一度楽しい思いしちゃうと、一線は退いてもなかなか完璧に引退できない人の方が多いんだけどね。


ペニー・レインのその後はアッサリと一線を退き、故郷に帰って暮らしているようです。
この映画を撮る時に、キャメロン・クロウはペニー・レインに27年ぶりに電話をしたそうで、一体2人は何を喋ったんですかねー。


映画の中で主人公のウィリアムが同行しているバンドのギタリストからなかなかインタビューが取れずに悩み(これは実際にキャメロン・クロウがジミー・ペイジからインタビューが取れずに悩んだ経験が元ネタだそう)、ツアーバスの中で「僕、家に帰らなきゃ.....」とこぼすシーンがあります。
その時にペニー・レインが

「You are home.」

って彼に言うシーンがあるんですね。
これを見てあううううう~~~~気持ちは分かる、分かるけどそれは幻想なんだよ~~~って胸を痛めながら大人の私は思いました。(T△T)


ロックバンドのツアーって、ツアースタッフ全体が大きな家族のようなもの。
旅は先生のいない修学旅行のようなもの。
すぐに友達が出来て、同じ音楽を好きなもの同士仲良くなって。
映画の冒頭の方で、初めてバックステージを訪れたウィリアムも、帰る時にはいろんな人にタメグチを叩いてます。
そんなツアーはとても楽しいし、永遠に続くかのように思えます。


でもそれは現実の家族じゃない、ツアーが見せてくれる幻想に過ぎない。
ツアーの間しか存在しない時間であり、家族であり、恋仲でしかないのです。
皆、ホームタウンに帰れば本当の家族がいて、恋人がいて。


まだ10代のペニー・レインは、その事を頭では分かっていても、気持ちはその幻想の中に生きてしまっているんです。
そしてツアーの終わりかけに、彼女は大きなハートブレイクを体験します。
そうやって、やっと彼女は大人になっていく訳ですね。


ではツアーの仲間の結びつきはと言うと、純粋に音楽です。
喧嘩の多いツアーバスの中で誰かが「Tiny Dancer」をかけて、ひとりずつ歌い出して、最後には大合唱になるシーンがそれを象徴しています。


この映画、ツェッペリンのトリビアに満ちていて、ZEPファンとしても楽しめます。
冒頭近くでバックステージから飛び出してくる女の子のセリフ「Does anybody remember laughter?」はZEPファンなら知らない人はいない、「天国への階段」でロバート・プラントが必ず口にするセリフ。
劇中のバンドStill Waterのラッセルが「I am a golden God!!」と叫んで屋根からプールに飛び込みますが、これも実際にLAのハイアットハウスのベランダで酔っ払ったロバート・プラントが叫んだ逸話があります。
撮影しているのも実際にツェッペリンが泊まっていたハリウッドのHyatt House(通称Riot House、現在のHyatt on Sunset)、ニューヨークのホテルのThe Drake(現在はDrake Swissotel)で行われていて、監督は当時のロビーを再現するために、ハイアットが新しく作っていた壁を壊し(!)、70年代らしい大道具小道具を持ち込んでいるとか。


劇中のバンドの演奏指導に当たったのがピーター・フランプトンで、彼はこの映画の中だけのバンドの為に演奏曲を書き下ろしています。なかなか良い曲です。


また、StillwaterのモデルはAllman Brothers Bandだそうです。
実際にこのバンドがローリング・ストーン誌でのキャメロンの初仕事でした。
ただ、バンドとしての音楽性は劇中バンドとは全然違います。


ケイト・ハドソンはその後の出演映画でもカワイイんだけど、ここまでキラキラした彼女はその後見られないんですよねー。
ペニー・レインは本当に彼女のハマり役でした。
この映画のオーディションに受かるために、わざわざ髪型をロバート・プラント風にしたそうです。
似合ってるし、当時のファッションも可愛い。


思い入れがありすぎて文章も長くなりすぎたっす(笑)。
そのうちまた、ニューヨークネタに戻ります。




追記。映画で使われた音楽。リスト長いぞ~(笑)

"Almost Famous" music

"The Chipmunk Song" The Chipmuknks
"The Oogum Boogum Song" Brenton Wood
"America" Simon & Garfunkel
"Sparks" The Who
"Search And Destroy" The Stooges
"It Wouldn't Have Made Any Difference" Todd Rundgren
"Paranoid" Black Sabbath
"Teacher" Jethro Tull
"Roudabout" Yes
"I've Seen All Good People:Your Move" Yes
"Feel Flows" The Beach Boys
"River" Joni Mitchell
"Fever Dog" Stillwater
"Sweet Leaf" Black Sabbath
"Every Picture Tells A Story" Rod Stewart
"Small Time Blues" Pete Droge
"Easy To Slip" Little Feat
"Go All The Way" The Raspberries
"Mr. Farmer" The Seeds
"One Way Out" The Allman Brothers Band
"Hour Of Need" Stillwater
"Simple Man" Lynyrd Skynyrd
"Albert Flasher" The Guess Who
"Love Thing" Stillwater
"That's The Way" Led Zeppelin
"Future Games" Fleetwood Mac
"Everybody Knows This Is Nowhere" Neil Young
"You Had To Be There" Stillwater
"Burn" Deep Purple
"Tiny Dancer" Elton John
"Reeling In The Years" Steely Dan
"Dear Jill" Blodwyn Pig
"Love Comes And Goes" Stillwater
"VooDoo Child (Slight Return)" Jimi Hendrix
"Looking At You" MC5
"Slip Away" Clarence Carter
"I'm Waiting For The Man" David Bowie
"The Wind" Cat Stevens
"Wishing Well" Free
"Mona Lisas And Mad Hatters" Elton John
"Misty Mountain Hop" Led Zeppelin
"My Cherry Amour" Stevie Wonder
"Cortez The Killer" Neil Young
"The Rain Song" Led Zeppelin
"Bron-Yr-Aur" Led Zeppelin
"Tangerine" Led Zeppelin


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almost famous



テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画
ちょっとマメに更新。
今日は見てきた映画の話。


先日アカデミー賞を取ってから、マンハッタンでも2箇所で公開されている「おくりびと」。
プレミア上映ではもっくん他、キャスト・スタッフもニューヨーク入りしてて、私はプレミアショーのチケットの抽選に応募してみたんですけど、応募数が多すぎたとの事で敢えなく敗退、今回のリベンジ鑑賞となりました。
(ちなみにプレミアの2,3日前にJFKで内田也哉子さん見かけましたっす)


で、「おくりびと」......
ご存知ない方の為に、この映画は本木雅弘演じる主人公がオーケストラのチェリストという仕事を突然失い、妻と共に故郷の山形へ帰り、納棺師の仕事に就く....というところから始まります。
納棺師って仕事、聞き慣れないし、この映画が話題になって初めて私も知りました。


で、感想。
着想、テーマは素晴らしい。
物語の大体の構成もいいなーと思う。
でもこのシーンもっとさりげなく出来ないかなー、ちょっとドラマであり演技であると感じてしまうな、アジアのメロドラマに見えるな、と思うシーンもあった。
感じ方の問題かも知れないっすけど、そういうところでチープな作りに見えてしまっては勿体ないなーと思う。
もっくんも頑張ってはいたが、主演の2人が若すぎるのかも知れない。
(「若く見えすぎる」のかな。もっくんって40くらいになってる筈だよね)
もっと演技の上手い人がさりげなく演じる方がいいんじゃないかなー。
特に広末涼子、しょっぱなから着ているものもフレアスカートにハイソックス、とオフィス帰りの勤め人には見えないくらい子供っぽい。
人妻役にしては、スッピンぽい顔といい喋り方といい、ちょっと子供じみすぎてやしないかなぁ。
山崎努さんの芝居があればこそ、映画が引き締まってたかなあ。
余談ですが、映画の中の山崎努さんの部屋が、ジャングルみたいに観葉植物だらけで、その中で火鉢みたいになってるテーブルがあって、すごく素敵だった(またその火鉢で、フグの白子を焼いて塩かけて食ってんの・涙)。
死を扱う仕事をしている人は、ああやって生命に囲まれて暮らしたいものかも知れない。
窓の外の深閑とした雪景色と、部屋の中の湯気やたくさんの緑の対比が、比喩的に描かれているなーと思いました。


文句も言ってますが泣かされるシーンは何度もあって、私も泣けてきたがアメリカ人達はもっとおおっぴらに泣いてました。
途中でグシュグシュする音、鼻をかむ音も何度も映画館の中に響いてた。
「肉親を送り出す」悲しみは万国共通であり、訴えかけやすいテーマなんですね。


ところで主演の本木さんは、この映画の原案を15年も温めていたそうです。
原案となったのが青木新門さんの「納棺夫日記」という本。


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   納棺夫日記 (文春文庫)



青木さんがこの本を出して直ぐにもっくんから連絡があり、もっくんが出版するインド旅行記に「納棺夫日記」に一文を引用させて欲しいという申し入れがあったそうです。
その一文が、青木さんがひとり暮らしの老人が真夏に亡くなってそのまま1ヶ月も放置されていた遺体を清めた時の話で、床に残された蛆を掃き清めていた時のこと。

「蛆も命なのだ。そう思うと蛆たちが光って見えた」

という一文が、ガンジス川の岸辺で送り火を手にしたもっくんの写真に添えられているそうです。
インドでの生と死が当たり前のように混在一体として存在する体験を通して、蛆の光に共感したまだ20代のもっくんが温め始めた企画だった訳ですね。


しかし、青木さんはこの映画を秀作としながらも、原作者としてクレジットされる事を拒否しています。
理由は青木さんのホームページに詳しく書かれていたので気になる方は読んで頂きたいのですが、彼は納棺の現場で死後の世界、浄土というものを実感できるようになり、「後の世を渡す橋」の一助になればとこの本を記されたんだそうです。
彼によると映画「おくりびと」はヨーロッパ近代思想の人間愛で終わっており、「著作権を放棄してでも「納棺夫日記」と「おくりびと」の間に一線を画すべきと思った。妥協することの出来ない一線であった」と書かれています。(詳しい文章は彼のホームページでご覧下さい)


ただ西洋的「人間愛」での描かれ方だからこそ、この映画は万国共通に理解しやすく、海外で評価を受けているのだとも言えます。
原作の境地からは離れたものになってはいますが。
長年死者を扱ってこられた方が到達した心境は深い。
この原作、未読なんですけど、日本に帰ったら是非とも読んでみたいと思います。

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