TOMOX NEW YORK

ニューヨークで生活する日本人アーティストの日々の徒然日記。 ニューヨーク情報もお送りします。

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本日、残業もなく、サクッと帰宅できたので早々とブログ着手しております。
なんで早く帰れたかっつーと、日本の本部から部長ってーのが(失礼)来てるんですね。
で、彼が従業員の残業に目を光らせているんだと思われます。
皆、さも通常残業なしのようにとっとと帰らされた訳です。


↑なんでこういう失礼な書き方してるかと言うと、そいつ(再失礼)がこちらから挨拶しても誰にも挨拶も返さずただ座ってる失礼野郎だからです。
事務所のいい椅子にふんぞり返って、雑誌読んでて何しに来たんだか分かんないからです。(ま、何かはしてるでしょうけど...今日来た後はランチ食べて、スーツケース預けたまま閉店時刻までどっか行っちゃって、返ってきてから雑誌読んでたんで、少なくとも今日は働いてないと思います。じゃ、なんで事務所にいるんだ?邪魔だっつーの!)
小さな子供連れ+ベビーカーを押してドアを開けるのに四苦八苦してる女性を、私が飛んでいって助けるのをふんぞり返ってボンヤリ見てる超気働きの効かない野郎だからです。


街にはマナーの悪い、マナーを知らない人はたくさんいますよね。
火のついた煙草を持った手を大きく振って人混みを歩く奴。
車の窓から空き缶を投げる奴。
映画館のシートに噛んだ後のチューインガムをなすくりつける奴(←そしてスカートにべったりとついた自分)。
すぐにキレて人にCurse Word(汚い罵り言葉)を使う奴。
電車の乗客が降りるのを待たずに無理矢理乗り込んでくる奴(NYに多数!)。
こういうのは環境の悪さと教養のなさがマナーを知らない人間を作り上げる例ですけど、今日のようにエバってて失礼な人間は久しぶりなんで、久々にカッチーンと来ましたです。


うわっ、今日は大好きな子供の本について書こうと思ってたのに、えらい出だしになってもうた~。


えーそんな訳で(汗)、今日はたくさん私の好きな本を書いてる人のひとり、中川李枝子さんについて書いてみようかと思ってます。
上の写真は、大好き作品のひとつ、「ももいろのきりん」。
大きなももいろの紙で出来たきりんのキリカちゃんと、キリカを作った女の子のるるこちゃんのお話。
これを読んだ子供は、大きな紙できりんを作りたくなっちゃうのでは。
すごくイマジネーション溢れる、子供の頃からの大愛読書です。
本文中にるるこちゃんの歌う歌がでてきますが、昔NHKの読み聞かせでこの本が取り上げられたときに素晴らしいメロディがついてました(誰が作曲したのか知りませんが)。

♪るるこちゃんのきりん、きりんのキリカ♪

と今でも時々歌ってしまいます。


中川李枝子さんの作品の挿画の画家さんは、彼女の公私とものパートナーである中川宗弥さんと、あともうひとりは妹さんの山脇百合子さん。
才能豊かな一族で、印税生活......(笑)夢ですねぇー。


宗弥さんの方の挿絵では、あともう1冊「ガブリちゃん」が大々々好きです。
(これ名作なのに1度絶版になってまして、アマゾンに画像がありません...また再刊になってるようです。よかった、よかった)
これは、ガブリちゃんというアヒルの女の子のお友達をもち、なぜかくま太(確か・笑)という名前のクマの男の子を家族に持つたね子ちゃん(確か......笑)のお話。
春夏秋冬の4話に分かれていて、美しい挿絵と共に歌うようにリズムのあるお話が素晴らしい!
子供の頃からフルーツイーターで、みかんの食べ過ぎで手が黄色くなるよ!と言われていた私は、みかんの食べ過ぎで黄色いアヒルになってしまうガブリちゃんの逸話にビビリながら読んでました。
これも、子供の頃何度も何度も読み返した大愛読書です。


でも、中川李枝子さんで世界的にいちばん有名な絵本と言えばこちらですね。





大昔の作品なんで山脇百合子さんは独身だったのか?おおむらゆりこ、の名前になってます。
妹さんの百合子さんは、このようにややバタ臭い国籍不明の絵を描く方な事もあってか、このキャラクターは世界中に広く受け入れられてまして、多くの国で翻訳されて出版され愛されている、児童書不朽の名作と言っていいでしょう。
たくさんシリーズも出ていて、全ての作品がたくさん版を重ねています。
もちろん私も子供の頃しょっちゅう読んでは、いつも最後に出てくる「大きなかすてら」が食べたくなってしまったものでした。

ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら


中川さんの文章は、本当に音楽のように美しいのです。
だから、子供の歌の作詞もされてます。
私は矢野顕子さんの大ファンなんですけど、彼女がYMOのツアーメンバーとなり有名になった頃の「ごはんができたよ」の中に入っていた「ごきげんわにさん」も中川李枝子さんの作詞。
矢野さんは「げんこつやまのたぬきさん」とか「あんたがたどこさ」とか、ライブでも子供の歌をよく歌ってました。
美術専門学校の学生だった頃に河原淳さんというプロのイラストレーターの方のお宅で開かれていた私塾に月に1度通っていた私は、その月の「絵本」という課題で、ごきげんわにさんの歌詞に絵をつけて絵本のダミーを作って持って行った事があるんですが、先生はいきなり

「詩が素晴らしい。君は天才じゃないか」

と言われました(爆)。
先生先生、よく見て下さいよー!
ちゃんと中川李枝子さんの詩だって書いてたのになー。


最後にこれは、幼稚園が嫌でお友達と共に幼稚園脱出をはかったり、授業をボイコットしたりして母の手を焼かせていた私には思い入れのあった作品。




悪い子のしげるくんはなんでも「いや、いや」と言ってたらいやいやえんという幼稚園に連れて行かれました。
そこでは何でも好き放題できるんですが......というお話。
このイマジネーションには本当、びっくりです。
幼稚園に入りたがってやってくる子ぐまの子の話が可愛いんです~。


子供向けの作品はバカになりません。
大人になってからでも楽しめる中身の濃い作品はたくさんありますです!
たまには皆さま、児童書を手にとって読んでみて下さいまし~。
そして、お子様には良い児童書をたくさん与えてあげて下さいね。


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↑一応、私の本業は児童書画家でございます......。
えっ、こんな追っかけバカが、と思われるでしょうが。
こんな私をワンクリックで激励して下さいまし!


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テーマ:ニューヨーク - ジャンル:海外情報
コメント
なつかしい~♪
どれも大好きだった絵本です^^
といっても、ぐりとぐら以外は、中学生ぐらいで読んだんですけど、面白いですよね!
かすてら、いつ見てもおいしそう~。
以前に、雑誌に、ぐりとぐらのかすてらを作る!っていう記事がありました♪
お医者さんの待合で読んだのでさだかではないですが、オレンジページだったかな?
2006/05/01(月) 14:25:38 | URL | meimei #rwGakU8g[ 編集]

こんにちは!
ぐりとぐら、もってまーす!
ももいろのきりん、要チェック!
絵本って、ほんとに素敵ですね。
奥が深いです。

部長クラスって、本当に何をしているか、謎の人が多いですね。
前、働いていた会社の部長さんもそうでした。
そして、太っていて、髪の毛がさみしい感じです。
日本の会社の部長だけかな?
2006/05/01(月) 16:52:34 | URL | なおママ #-[ 編集]
懐かしいぃーっ!!
「ぐりとぐら」、「いやいやえん」覚えてます。以前あったtomokoさんのiPodのカバーの名前のパタポンの「ちいさいおうち」とかも好きでした。絵本といえば「ちびくろサンボ」って禁止になったとか、PC gone madの好例だと思います。児童書では佐藤さとる氏と村上勉氏のコンビの作品がとても好きでした。海外作品では「ドリトル先生」シリーズが一番好きかな。

Managementは日本の会社に限らず(日本の会社が一番酷いですが)何もしていないのが多いですよね、結局Peter's Principalと、太鼓もち能力(What you knowでは無くWho you know)で成り立っている社会なので...仕事をしてない奴、仕事の目的が解っていないで言われたことをそのままするだけの奴とかものすごく多いですね。労働時間が長いのでよく「日本人はHard Workingだ」と言われますが、効率が悪いだけでWork HardかもしれませんがWork Smartで無いです。
2006/05/01(月) 18:19:12 | URL | 今野 #-[ 編集]
ももいろのきりん
幼稚園の頃先生が読んでくれて大好きになりました。子持ちの後輩に勧めたら、私にもプレゼントしてくれました。なので新しい版で持っています。
一応ナレーターを名乗っているので(仕事がありませーん 涙)読み聞かせのボランティアをやってみようかなとは思うのですが、子供が一番シビアなリスナーなので、二の足を踏んでいます。
私も矢野顕子さん大好き!5月14日のライブでは「ひとつだけ」を弾き語りします♪
2006/05/02(火) 01:19:07 | URL | みゆぴか #-[ 編集]
あー、食べ物系の話って
>meimei様
グッとくるんですよねえ...。
子供の本って絵がついてるし。
「ぐりぐら」でかすてらを食べたくなり、「ちびくろさんぼ」でバターたっぷりのホットケーキが食べたくなり、「こびとのぴこ」(寺村輝夫作)で甘いバナナを食べたくなり、「おしゃべりなたまごやき」(同じく寺村さん作)でホカホカの卵焼きが食べたくなりました。
自分もごく、たま~にお話を書きますが、必ず食事シーンや食べ物は入れちゃいますねぇ。
2006/05/02(火) 01:27:19 | URL | tomox #-[ 編集]
奥が深いですねえ~
>なおママ様
中川さんの作品は、文章、絵ともに高品質を誇る児童書界のブランドもんですんで、どれを買ってもハズレがありません。
お薦めです。

中間管理職で必要以上に人にペコペコしないとイケない人には「あー、日本のサラリーマンって辛いなあ」と同情しますが、こういうエバった部長クラスって、その反動ですかね?
もーホント、食えないです!
出張費の無駄遣いか?
2006/05/02(火) 01:34:51 | URL | tomox #-[ 編集]
あっ、「ちびくろさんぼ」はですね~
>今野様
復刊されてます。
岩波書店版は絶版されて、日本では長年、児童書専門書店「くれよんはうす」のみで残ったものを売ってましたが、瑞雲舎という出版社が去年復刊したところ日本でベストセラーの児童書になりました(笑)。
私の働く店でも扱ってますが、わざわざ探してまで買いに来られるアメリカの方もいらっしゃいます。
本当に愛らしい1編で、大人のつまらない狭量な視点でこの物語をつぶさないで欲しいですね。

ところで揚げ足を取るようですが、ぱたぽんはフランソワーズ作「まりーちゃんとひつじ」のシリーズに出てくるひつじちゃんなんです......。
「ちいさいおうち」と同じ、岩波書店です。

日本のサラリーマン社会は、まだまだダラダラ残業→on/offの区別のつきにくい飲み会、ってのが多いんでしょうか。
イヤイヤながら仕方なくやってる方々には気の毒に思いますが。
それにしても、管理職だか知らないけれども、挨拶って人間の基本でしょう!?
「部長、子供の頃お母さんにちゃんと挨拶しなさい、って言われませんでした?」と聞きたくなるような大人って、まず人間として如何なものかと思われます。
2006/05/02(火) 01:51:54 | URL | tomox #-[ 編集]
間違い(何でだろ)
アルツか?「マリーちゃんとひつじ」でしたね(毛糸をいっぱい売ってという夢と現実の格差が何か解析すると痛烈ですが、ほのぼのしたお話だったと記憶してますが...また間違い?)

ところでダーは伯爵、ジェームズ君共にMONTREUX JAZZ FESTIVALに出演だそうです(6月30日)。
2006/05/02(火) 01:59:28 | URL | 今野 #-[ 編集]
読み聞かせ、是非やって下さい!
>みゆぴか様
子供は読み聞かせが大好きです。
私も姪っ子によくしましたが、子供って同じ本でも何度も読み聞かせをねだるんですよねえ。
こちらが熱演してあげると喜びますし(笑)、世のお母様方はお子さんに是非是非、そういう時間をたっぷり取ってあげて欲しいですね。

アッコちゃん、いまだに「ひとつだけ」はよく歌いますよね。
忌野清志郎さんもあの歌が大好きらしく、アッコちゃんとの共演で何度かライブで歌っている筈です。(彼が歌うとなんだか可愛い)
本当にラブリーな曲で私も大好きです。
昔、渋谷ジァン・ジァン(おおっと、年寄り発言)でアッコちゃんのライブ何度か見ましたけど、弾き語りがいちばん好き。
そしてアッコちゃんはピアノがうまい!
思うに教授より全然うまいよね(笑)。
2006/05/02(火) 02:01:03 | URL | tomox #-[ 編集]
またモントルー!
>今野様
そうです、ぱたぽんに赤ちゃんが生まれる事になる話で、端的に言うとまりーちゃんが「何匹生まれりゃこんだけ儲かる...」って捕らぬ狸の皮算用をしている物語です(爆)。
こう書くと身も蓋もないけど、小さな子供に数の勉強をさせるために書かれたものと思われます。
物語はシンプルですが絵がものすごくいい。
私はフランソワーズの大ファンで、彼女の書籍の殆どが絶版になってるのをとても残念に思ってる話を、自分が一緒に仕事をした編集者にあちこちで語ってたんですね。
で、現在はフランソワーズの古い本がたくさん日本で出版されてますが(作者もとうの昔に亡くなってて、権利的にいろいろ難しかったようですが)その編集者達はいずれの方も、かつての私の本の編集者たちなんですよ。
フランソワーズの本を日本に紹介するきっかけに自分がちょっとは役に立ったのかなあ?と内心、喜んでいます。
2006/05/02(火) 02:11:51 | URL | tomox #-[ 編集]
ぐりとぐらのカステラ
私もぐりとぐらのファンで、大きな卵をみつけ
そこから大きなカステラをつくるという想像力のすばらしさに驚かされます。
絵本を読み聞かせることの楽しさは、親と子の間にいろんな会話がうまれ、子供の
想像力をはぐくむことではないでしょうか。
子供が大人になっても覚えているような、すてきな絵本を書いてくださいね。
でも「ごきげんわにさん」が中川李枝子作詞とは知りませんでした。矢野顕子NYでみたことありますか?
2006/05/02(火) 08:23:22 | URL | JB子 #-[ 編集]
あー残念ながらまだないんですー
>JB子様
アッコちゃんね、時々Joe's Pubに出演しますよね。
私のチェックが甘いせいでいつも気がついた時にはソールドアウトなんです。
こっちで見たことありません......。
当日券出ないかなっと思って行ってみた事はあります。
坂本龍一さんとすれ違って、「あ、まだ交流あるんだ!?」と思ったりしました(爆)。

トトロの「さんぽ」(歩こう♪歩こう♪私は~元気~♪)も中川李枝子さんの作詞なんです。
あれももう、定番の童謡になってますよね。
2006/05/02(火) 13:21:09 | URL | tomox #-[ 編集]
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