TOMOX NEW YORK

ニューヨークで生活する日本人アーティストの日々の徒然日記。 ニューヨーク情報もお送りします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



どもっ世の中のゴールデンウィークを横目で眺めながら地味に実家で家事に励みつつコソ夜遊びしていたtomoxでございます。
母のリハビリが遅れてる為に入院が延びちゃって、まだまだ病院通い。
とほほほほ。


果てしなくジミ(きゃあ、とすぐ「ジミ」という文字に反応←バカ)な日常では主に読書が楽しみだったんですけども、GW初めに読破したのがエリック・クラプトンの自伝。
しょっぱなの子供時代の話は個人的な思い出の羅列で、どーでもいいようなディテールに正直「つまんね~ダレる~~」と思いながら読んでましたが、だんだん面白くなってきて途中から一気に読みました。


さすがだなあと思いましたけど......女関係多過ぎですから(笑)!
船乗りの港々に女がいる、みたいにツアー先各地に女がいるのは勿論(て勿論、なのか?笑)、本命女がいるのにしょっちゅうよその女性にも誰かの彼女や妻にもちょっかいをかけていて、関係のある女性が常時複数いる.....ってコレ一種の病気ですよね?
普通の男性なら羨ましいを通り越してここまで来ると面倒臭いでしょ?
よくやるねえ。英雄、色を好む。って奴でしょうか。


その上、女性関係の記述ではだめんずぶり全開です。
ていうか当時のロックスターって本当に道徳観念がない(私が70年代のロックスター達に道徳を説いたところでどうしようもないのは分かり切っておるのだが)。
ロックスター同士、友達でも構わず女を平気で取り合う神経は常人にはサッパリ分からん。
ジミー・ペイジの元妻シャーロットがジミーと付き合う以前にクラプトンの彼女だった事をこの自伝で初めて知りました。
それに10何年か前にクラプトンがぞっこんだったモデルの女の子はミック・ジャガーにアッサリ取られています。
それも、「あの娘だけはやめといて~、お願い、僕恋してるの」とクラプトンに懇願されてるのに取ってしまうミックって一体!?


carla02.jpgちなみにこのカーラっていう21歳のモデルの女の子の正体は自伝には書いてないけど、先頃フランスのファーストレディになった元モデル・現ミュージシャンのカーラ・ブルーニです。彼女は有名人キラーで、クラプトンの事も本気ではなかった事をクラプトン自身も自伝で認めてる。ドナルド・トランプとも付き合ってたそうでサルコジ大統領夫人に納まってもおかしくない野心家です。美人よねぇ。



カーラを横取りする前にも、ミックはクラプトンの妻だったパティに何度も言い寄って失敗してるし。
皆なぜ、友人の彼女を狙う!?
自分が先に征服したい、とかオレが一番モテるんだっていう自尊心の証明も絶対あると思うよ。
征服欲と自尊心ーつまりロックスターメンタリティのエゴ。
ロックスターに恋愛マナーなし!(▼▼メ)


a0003019_16442224.jpgpatti-385_203975a.jpg
sepianightdress.jpg
ってご存知の通りクラプトンも元はと言えば友人ジョージ・ハリソンの妻パティと結婚した訳ですし。
しかしそのパティへの言い寄り方のしつこさくどさ・何年でも追い続ける諦めの悪さにはほとほと呆れます。
何度断られても夫にオレの気持ちを打ち明けるぞとか、夫を捨てなければヘロインを常用するぞとか(既に常用してるクセ!)脅したり、家にまで押しかけて夫の目を掠めては口説いてくるという手段を選ばぬストーカーっぷり。
パティはこんな面倒な男イヤじゃなかったのか?ってなかったんだろうね、やっぱり。


ストーカーはしつこくした挙げ句、パティに近付くために彼女の妹のポーラと付き合ったりもしてます(爆)。
ひ、人でなし~!
しかしそのきっかけとなったのも、ジョージがポーラに興味を持って、「自分が妹と寝られるように妻と寝てくれないか」という物凄い提案をしてる事から来ています(この提案はいざとなると実現されなかったらしいのですけどね。パティの妹2人、ジェニーもポーラもモデルで美人だった事でしょうけど...ちなみにジェニーは後にミック・フリートウッド夫人になっています)。
「その当時の道徳観念としては、手に入れられるものは何でも手に入れに行くのが普通だった」とかで、「この提案に驚きはしなかった」と言うクラプトンもどーかしてる。
この人達、気は確かなのか。


まあ自伝を正直に書いてるところはエライ、ていうかこれでも控えめなのかもですけど...(相手の女性が有名人だった関係については、一切書かれてないですし)。
ドミノスの最初のアルバムに書いた曲は全て彼女の事か自分達の関係についての曲だった、というほどぞっこんだったパティとくっつくや否や、全然彼女のこと大事にしてないのもケシカランです。
ツアーには妻を寄せ付けずやりたい放題、子供を欲しがるパティには気乗りがしてないクセに結婚生活の最期には結婚外の2人の女性に子供を産ませてる。
妻にさんざん酷な事をしといて、いざ彼女が本当に離れていきそうになると何としてでも取り戻そうと躍起になっている。
それが上手くいかない事に腹を立て、妻の誕生日に妻を家から突然追い出す......
この酒浸りの時代~リハビリ初期の頃のクラプトンは不誠実で傲慢そのものです。
こんな時代の彼にくっついたパティはお気の毒。
こんなに可愛いのに、男運ないねぇ。



MWM4YzNkNDhhM2ExZGZlNzQ1ZmE1Nzk5ZjdmYjBiMjApreview.jpgでも、こんな男でも年取ったら若い頃ほどモテなくなっちゃって、追いかけた女の子何人かにフラレた後は結局気の良い若い女性とくっついて3人の子宝に恵まれた幸せな家庭を60歳も近くなって築けちゃうんだから無駄のないお得な人生よね~と思いますよ、全く。
こちらは韓国系アメリカ人の現奥様メリア。正直美人じゃない(ごめんなさい)けど自伝を読んでるととても性格が良さそう。手のかかるモデルや女優に疲れ果てた末の男がやっと辿り着いた安住の地なんでしょうね。アルコールが抜けセラピーを受けて健康的になり、治療センターを建設して社会貢献にも熱心になった健全なクラプトンと出会った彼女も幸運です。2人の間には3人の小さな娘さんがいます。
去年のクロスローズギターフェスティバルではクラプトン出演時のステージ袖に小さな女の子が2人いたんだけど、上のお嬢さん2人じゃないかなーと思って見てました。



最期まで読んでて気付いたんですが、これまるで「源氏物語」だよ。
幼くして母親を失った(クラプトンの場合、「見捨てられた」状態ですが)マザコン男が女性の中に求めて止まない母親を見出しながら、どの女にも満足できずに女性遍歴を重ね、愛すべき女性がいながらもその彼女を傷つけながらさ迷う物語。
そう言やロックスターと光源氏のメンタリティは非常に似てる。
周囲に守られて何でも思いのままになる環境に身を置き、女性には全く不自由しないという特異な立場になると、平安時代の日本の男だろうが現代の西洋文化で育った男だろうが、人間性というのは似通ってくるものなのか。
因果応報という教訓もチラリ入ってて、源氏は若い頃父の妻と密通し、老いてから息子のようにしていた若者に自分の妻を寝取られてしまいますが、クラプトンも50代にさしかかると若いガールフレンド達に自分の若い頃そっくりな気まぐれさでフラレてます。
ただ、源氏物語が晩年になるにつれ物語も暗くなっていくのに対し、クラプトン氏の自伝は今がいちばん幸せで~す、という明るい締めくくりになっております。


本の中でただひとつ、幼くして亡くなった長男・コナー君の章は全く感傷的なところもなく淡々とした筆致で書かれてますが、涙なくしては読めません(涙)。
愛情表現やコミュニケーション不全なアダルトチルドレンであり依存的な父親のアル中人生を救うためだけに、短い間この世に現れた天使がコナーだったんじゃないかと思わせる存在で、涙を誘います。
享年4歳.....合掌。

loriandconer.jpgコナーと彼の母でクラプトンの愛人だったローリ。
ローリは元モデル、その後ファッションフォトグラファーになって、ヴェルサーチやアルマーニの仕事をしています。
クラプトンのアルマーニコレクションは、彼女の影響と思われます。
ちなみに昨今の彼が不思議なストリートファッション系になったのは、その後付き合ったフランチェスカというイタリア人女子からの影響らしい。



ところで昨今はクロスローズ・センターでの治療プログラム運営に熱心なクラプトン、自分の有名なギターまでセンターの資金の為にオークションでたくさん売り払ってしまい、家族のために「もう大規模なツアーはやらない」と言ってますねー。
よき家庭人となった彼の、ひとりの人間としての幸せの為には喜ぶべきことなので、ファンの皆さんは痛し痒しと言ったところでしょうか。


ところで先日(ってだいぶ前ですね)のロンドンでのダーリンのライブにゲストとして出演したクラプトン。
2人の共演ステージがYouTubeにアップされてます
でも動画なし、音とあちこちから持ってきた静止画像のみですけどー。


65454.jpg *オマケ*

た~らこ~た~らこ~♪

って違いました(^^;;)
こちら、珍しいカブリもの画像のパティとセリア。
セリアはダーリンの昔の最愛のガールフレンドでアルバム「Truth」のジャケットの絵のモデルになった女性です。
2人とも、UK VOGUEのモデルでした。
この2人の昔の連れ合い同士の共演話が出たので、オマケ画像にしてみました.....しかしこの姿、どー考えてもヘンですけど。
ベイビーフェイスのパティにはちょっとイチゴちゃんコスプレに見えなくもないけどね。


スポンサーサイト
テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
コメント

クラプトンって、結局すごいダメ男さんですよね。
でも、ダメ男さんって出来る女性にもてるんだよね;
ダメっぷりが愛しくなっちゃうんだろうなぁ。うらやましい。自分が男に生まれたら、こんな人生も良いかもと思ってしまう。
とにかく、今はお幸せそうで、その辺がちょっとロッカーっぽくないけど、なんかめでたしめでたしですね。
ジミちゃんやミックは相変わらずみたいなのにね。
その本はもう翻訳されたですか?英語版ですか?
面白そうなので読んでみたいです。

そういえば、セリアさんの割と最近の写真を見たことありますけど、いまだにかわいらしさのあるパティさんと比べると、うーん・・・で;
歳のとり方は何であんなに差があるのかなぁ(^^;
人事じゃない;
2008/05/09(金) 13:38:15 | URL | meimei #rwGakU8g[ 編集]
やっと・・
検索から探していたブログに漸く出会えました。

印に足跡を残していきす。ペタッ
2008/05/10(土) 10:32:53 | URL | ゆいか #-[ 編集]
>meimei様
日本語版出てますよ!この記事のトップ写真のキャプションからも密林に飛べます。

ダメ男と言っても世界有数の芸を持つお金持ちのダメ男だから女、黙ってても寄って来ちゃいますよ~(笑)ハンサムつうか哀愁があってセクシーだし。
お幸せになってから顔、変わっちゃったなあと思います。
それに体型も丸くなった。これはトンカツのせいか。

セリアさん、ちょっと干物みたいになっちゃったね(爆)。
パティは昔から頬っぺたが丸くてペコちゃんみたい。
年取ってもいまだに可愛い顔してるのは、あの頬っぺたのせいもあると思います。すんごい美人なのに、カワイー。
2008/05/10(土) 21:59:21 | URL | tomox #-[ 編集]
>ゆいか様
ども、はじめまして。ブログの宣伝かな???
ブログ始めたばかり?のようですが、見てみたけど内容が謎でよく分かりませんでした......
拍手数メチャクチャ多いし、なんでしょうね。
なぞなぞ商会。ふるっ。
(分かる方いませんね。すみません)

2008/05/10(土) 22:04:51 | URL | tomox #-[ 編集]
す、すごい・・
すいません、言葉がみつかりません(^^;


あ、元気っすか~?(笑
2008/05/14(水) 10:44:57 | URL | kirz @ Hattallica #3fP8K/.I[ 編集]
>kirz 様
元気っす~(笑)
またまたニューヨーク行きでドタバタしとります。

すごい?
いえいえロックミュージシャンたるもの、是非ここまで目指して下さいまし。
なんてね~ここまでやったら夜道で後ろからサクッとヤラレても自業自得かも.....(^^;;)

2008/05/15(木) 02:33:39 | URL | tomox #-[ 編集]
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://newyorkcity.blog36.fc2.com/tb.php/644-51c1f6c7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。