TOMOX NEW YORK

ニューヨークで生活する日本人アーティストの日々の徒然日記。 ニューヨーク情報もお送りします。

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ちょみっと上の写真、messy(ちらかってる)ですみません。
冬のニューヨークは乾燥してる上、アパートは法律で常に暖房が効いてるんで、お肌のためにも加湿器フル稼働な昨今です。


さて、お話変わっておとついの夜のこと。
私はバスに乗っておりました。スーパーマーケットの袋をいくつも抱えて大荷物で。
しばらくすると、近くに座っていたお婆さんが立ち上がり、バスの扉付近に移動しました。彼女が戻って来る気配はありません。
私は彼女の座っていたシートの近くに立っていた男の人と目配せして、彼が座る気がないのを確認してから座らせてもらいました。

ところが次の停留所でおばあさんは降りず、しばらく扉のところで仁王立ちに頑張ってるなあと思ってたら、急に思い立ったように私のところまで戻って来て、

「ここ、私がずっと座っていた席よ!」

と突然、噛み付くような勢いで言われました。
私は思いがけない言葉に、ついポカンとしてしまい、後ろの席のおばさんに

「譲って上げなさい、あなたは若いんだから(註:おばあさんよりは若いですけど、決して若くないです!)......彼女は座りたいのよ」

と言われてハッとして譲ろうとすると、そのおばさんの言葉が気に食わなかったらしきおばあさんは再度、

「違ーう!譲って欲しいんじゃない!そこは私の席なんだ!」

と怒鳴りました。もう、ビックリですよ。
こういう、

「何様ですか?どちらのお姫様?」

と言いたくなるようなキチ(ピーーーーーー)なおばあさんが、ニューヨーク、本当に多いです。
昔は裕福な家庭で両親にわがままに育てられ、学校では自分の意見を持ちなさいと励まされたのを自分に都合よく解釈、育ってからはレディーファーストを受けチヤホヤされて社会にも男性にも甘やかされ、磨きがかかった姫っぷり。

無敵です。

勝ち目はありません。


以前ニューヨークでアートスクールに通っていた頃は、リタイア後の老人の学生も多く在籍していました。
もちろん素敵なおじいちゃんおばあちゃんもたくさんいて、そういう方々にはずいぶん可愛がってもらったんですが、なんせキチ(ピーーーー)も多数いまして、そういう人達の溜まり場のようなクラスもありました。
ぞっ、ヤですねえ。そんなクラス行きたくないですねえ。
で、そういうばあさま方はよく、生徒数が多くて混んでるから少しばあさまの絵を描くスポットを詰め合わせるように言われようもんなら、

「この照明は私の照明!だから私はこの下にいる!動かないー!!!」

とか、教室の道具をひとり占めしてるから他人にも分けてあげるよう言われようもんなら

「私はいつも3つイーゼルを使って描いてるのー!私のイーゼルはあげないいいー!!!」

「私はスツールが6つ要るの!4つだと天板の安定が悪いんだもん!欲しけりゃ他のクラスから持って来なさいよー!!!」


みたいな程度の事は軽~く言います。
ばあさま同士だと、幼稚園でのお砂場レベルの争いになります。
ほんと、ここは動物園か?と思いますよ。

いちど、隣りのクラス(何を隠そう、最低の動物園レベルのクラスが隣りのクラスでした)に、うちのクラスのモニター(絵を描くセッティングをしたり、クラスの世話をする係。これをやると授業料免除になるので、若くて金のない留学生がよくその役をします)の20歳そこそこの若くて巨乳でマドンナ似の迫力あるブロンド美人、スウェーデン人のマリアが乗りこんで行って、

「うちのクラスはみんな真面目に絵をかいてるの!騒いでるんだったら授業の邪魔だから出てってちょうだい!!!」

と一喝した事があります。
いや~、彼女がうちのクラスに帰って来た時は皆拍手で迎えましたよ。
動物園には、ああいう調教師が必要です。

おじいさんにもとってもワガママな人っていますねぇ。王子様。
この国の教育の弊害じゃないかなあと思うんですけどね、ああいう、何がなんでも

「自分、自分、自分!」

って人達。

2年前くらいに、またバスに乗ってた時の話なんですが。
バスがとある停留所を出発した時、そこへ走ってきたおじいさんが動きかけてたバスに合図して停まってもらおうとしたんですね。
でも他の車に道を譲らせて車道に入りかけてたバスは、そのまま発車しました。
そして、次の信号で信号待ちしてたら、さっきのおじいさんが走って来て、扉を叩くのかと思いきや、バスの前に回り込んで立ちふさがったんですよ!!!
なんと、置いてきぼりにされた事に腹を立てて、バスの運行を妨害!
おじいさんはこぶしを振り回して大声でわめきたててます。
足を踏ん張ってテコでも動かない構え。
バスの運転手さんに何を言われても無視して動かず、乗客は最初は怒っておじいさんに罵声を浴びせる人もいましたが、どうにもこうにもならないので皆バスを降りました。
その後は知りませんが、あれは警察沙汰になったと思いますねぇ......。

日本にも公共マナーの悪い人や図々しい人いますけど、さすがにあそこまですごい人はいないですよねぇ......。
ああいう人達を見るにつけ、自分は絶対かわいい謙虚なおばあちゃんになろう、と思います。
と言いつつ、たとえ日本人でもアメリカに住めば、少しずつアメリカ人化していくもんなんですよー。本当気をつけようっと。

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テーマ:ニューヨーク - ジャンル:海外情報
コメント
Zoo York
いますねー、MeMeMe!って人。なんなんでしょうね。でも、ああいう人もいる一方で、ものすごく優しくて親切な人もたくさんいるんですよね、この国。だいたいみんな人の悪口言わないし、日本と比べると親切な人多いなぁと感じます。でもほんっとに人種差別する人もいるしなぁ。
私も良いところだけ見習うようにしよっと(笑)。
2006/01/25(水) 03:36:41 | URL | olive #jd.bCZfA[ 編集]
公共マナーは
日本とアメリカ、それぞれ一長一短あるなぁと思います。
電車の乗り合わせを守ったり、列を守ったりするのは、一部の図々しいおばちゃんなどを除き、日本が上。(こっちの人、電車で人が降りるのを待たずに乗り込みますよね?ひどい人になると、扉の真ん前で立ってて無理矢理乗り込んで来る。物理的に考えて無理だっていい加減気付け!)
でも、身体の不自由な人、老人、赤ちゃん連れの人などに即手を貸してあげるのはアメリカの方が圧倒的に親切。(日本人、特に男の人は扉を支える、女の人に手を貸すってのが出来なさ過ぎ。まあ、最近はだいぶマシになってるのかなあ.....って日本にいないから知らないんだけど......)
車のマナーも、他都市はよく分かりませんが日本が上。
でも、挨拶が気持ちよく出来ないのは日本人のいけないところ!
お店に来て物を買う時、最初から最後まで無言な日本人。正直ちょっと怖いです。
ニューヨーカーは他都市より冷たいと言っても、やっぱりアメリカ人は人懐っこいですよね。
ものひとつ買うにも、ハーイ、あら、あなたの指輪素敵ねぇ、とやたら話しかけて来るのはアメリカ人。
ま、最初から最後までひと言も話さない、感じの悪い店員も多いか。結局個人の人柄によるっちゅう事ですか?
2006/01/27(金) 14:50:00 | URL | tomox #-[ 編集]
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